旅行代理店の結トラベル(那覇市、辛正民(シンジョンミン)社長)とIT業の「KAFLIX(カフリックス、韓国、尹享準(ユンヒョンジュン)代表)」は14日、県庁で記者会見し、インバウンド向けのレンタカー料金比較サイトを9月ごろに開設すると発表した。
空き車両台数がリアルタイムで分かる機能や、車両の引き渡し時に自動チェックイン機による非対面での手続きを可能にするという。当面は韓国人客向けで、県内のレンタカー会社と提携し、各社のレンタカー情報をサイトに掲載したい考え。
辛社長は「国際線が復活すれば、インバウンド需要は高まる。レンタカー料金比較サイトの開設を観光需要の回復につなげたい」と話した。尹代表は「県内レンタカー会社のデジタル化にも役立ちたい」と意気込んだ。
DX・デジタルトランスフォーメーションを通じて県内のレンタカー業の深刻な人手不足の解消につなげる新たな事業が始まりました。
外国人観光客専門の旅行会社などを運営するKAFLIXCLOUDは、県内のレンタカー業の人手不足の解消に向け、予約から配車までAIで一括して管理しスタッフを介さず車両を貸し出しできるシステムを開発しました。
豊見城市にあるスカイレンタカーが県内で初めてこのシステムを導入し、7日カフリックスクラウドと契約を交わしました。
スカイレンタカー三木啓司社長「(システムの導入で)無人あるいは少人化で対応できるというのはまさに24時間体制でお客様に対応できると。よりスムーズな旅行が楽しんでいただけるかなと思います。」
レンタカー業務のDX化は旅行者にとっても車を借りる手続きに時間を割かれず、より快適に旅を楽しむことにつながることが期待されています。
出処 : 沖縄タイムス 2022/4/17
https://www.otv.co.jp/okitive/news/post/00006257/index.html