株式会社KAFLIX CLOUD(本社:沖縄県那覇市、代表取締役:尹 亨準 ユン・ヒョンジュン、以下「当社」)は、レンタカー事業向けセルフチェックイン機の英語対応版をリリースしました。
キオスク端末を利用したセルフチェックイン機の英語表記に対応することで、英語圏の訪日外国人観光客がスムーズにレンタカーを利用できる環境を提供します。
2024年に入り、台湾をはじめとする東アジア地域からの訪日観光客が急増し、日本国内の観光・レンタカー業界もインバウンド需要への対応強化が急務となっています。
日本政府観光局(JNTO)の報告によれば、2024年の年間訪日観光客数は、3,686万9,900人で、過去最高であった2019年の3,188万2,049人を約500万人上回る記録となりました。
特に欧米豪からの旅行者の増加も顕著に見られ、それに伴いレンタカーの利用も増加しています。しかし、年々増加するインバウンドの需要に対し、レンタカー業界では以下のような課題が浮上しています。
以上のような背景から、当社では、レンタカー店舗向けセルフチェックイン機においてすでに提供している韓国語、中国語(繁体字)対応に続き、英語版対応をリリースすることで、受付に係る多言語対応を強化しました。
セルフチェックインシステムを搭載したキオスク端末に、アクセサリ(決済端末、スキャナ)を装備したセルフチェックイン機。
AIを活用した顔認証機能を搭載しており、受付から決済までのチェックインや電子契約書締結の機能を装備しています。
当社が提供するレンタカー業務システム「REborn」とのリアルタイム連携により、予約・在庫情報の正確な確認と管理が可能です。
新たに英語版が導入されたセルフチェックイン機により、国内のレンタカー事業者は、欧米豪をはじめとした英語圏からの訪日観光客にもスムーズなチェックイン体験を提供できるようになります。
当社のセルフチェックイン機では、予約情報の確認、免許証・パスポートスキャン、キャッシュレス決済まで、従来であれば15分以上かかっていた受付手続きを3〜5分(最短1~2分)でレンタカー利用客がセルフで行うことが可能です。
またAIを活用した顔認証機能を搭載しており、非対面での本人確認が可能なため、レンタカー利用客はよりスムーズにチェックインできる点が特徴です。
レンタカー受付業務における対面でのやり取りを減らし、観光客にとってシンプルでスピーディなサービスを提供することで、レンタカー事業者の業務効率向上をサポートします。
当社のセルフチェックイン機は、レンタカー業務のDX推進を成功させた韓国の株式会社KAFLIXの技術を基に開発されました。これまで日本語、韓国語、中国語(繁体字)に対応しており、さらなるインバウンド対応強化のため英語版の開発を進めていました。
レンタカー事業者にとって、英語対応のセルフチェックイン機を導入することは、以下のようなメリットをもたらします。
当社システムのユーザーであるレンタカー事業者からは、以前より英語版の要望が多く寄せられており、今回の英語版リリースは、インバウンド販売のニーズに応える形となりました。
欧米豪をはじめとした英語圏からの訪日観光客は年々増加しており、特に地方エリアでのレンタカー利用が増加傾向にあります。
英語対応を強化したセルフチェックイン機の導入により、英語を使用する観光客は自分自身で簡単にチェックインを行うことができるため、事業者の負担を軽減し、顧客満足度向上にもつながります。
また、訪日観光客向けのサービス品質向上が期待され、日本のレンタカー業界全体の収益増加にもつながります。