台湾発レンタカーOTA「gogoout」とは？基本概要と3つの特徴を解説！

近年、日本を訪れる海外からの旅行者が急増しており、その中でも特に東アジア圏（台湾・香港・シンガポールなど）からの旅行者が大きな割合を占めています。

日本の大都市圏では電車やバスが発達していますが、公共交通機関が発達していないエリアや、自由に移動したい旅行者にとって、レンタカーは最適な移動手段となります。

しかし、海外の旅行者にとって、日本のレンタカーを借りる際、言語の壁や希望する決済方法の有無などでハードルが高くなってしまうこともあるようです。

そこで、最近注目を集めているのが、多言語対応で予約から決済までスムーズに行うことができるレンタカー予約プラットフォーム「gogoout」（ゴーゴーアウト）です。

「gogoout」は、インバウンド集客を強化しているレンタカー会社はぜひ知っておきたいレンタカーOTAサイトのひとつではないでしょうか？

そこで、今回の記事では「gogoout」の基本概要と押さえておくべき3つの特徴を紹介します。

gogooutとは？ 基本情報をご紹介

gogoout（ゴーゴーアウト）は、2016年に台湾で設立されたレンタカーOTAサイトで、現在のユーザー数は500万人以上。東アジアや英語圏の旅行者に向けたレンタカー予約サービスを提供しています。

現在は、台湾、日本、韓国、アメリカ、タイで9,000社以上のレンタカー会社と提携し、約10万台のレンタカーを提供しています。

日本国内では2022年10月から沖縄と北海道でサービス提供を開始し、現在（2024年時点）では沖縄、九州、大阪、東京、北海道などの主要エリアで約100社のレンタカー会社と提携しています。

中国語（繁体字）、英語対応が可能なウェブサイトとアプリで予約から決済までをスムーズに完了できることから、多くのユーザーに利用されています。

台湾を中心に海外展開し、日本国内のレンタカー販売も行っていることから、海外への販路拡大を検討中のレンタカー会社からも注目を集めています。

対応エリアと提携レンタカー会社

gogooutは、台湾、日本、韓国、アメリカ、タイのレンタカー会社と提携しており、日本国内では主要都市や観光地に対応しており、大手レンタカー会社から中小規模の地域密着型レンタカー会社まで幅広く連携を行っています。

特に、海外からの旅行者が訪れるエリアでの展開が進められており、以下のようなエリアで利用が可能です。

また、提携しているレンタカー会社の中には、日本国内の大手企業だけでなく、地方の中小規模のレンタカー会社も含まれていることから、ユーザーは多様な選択肢の中から車両を選べるようになっています。

利用者層

gogooutを利用する主な海外のユーザーは、以下のような特徴があります。

このように、gogooutは単なる台湾人向けのサービスではなく、広く海外市場をターゲットにしたOTAとなっています。

gogooutの3つの特徴

gogooutは、海外のユーザー向けに設計された使いやすいOTAです。その特徴は、大きく3つに分けられます。

まず、直感的で分かりやすい予約システムにより、日本語が分からないユーザーでも簡単に車を予約できます。

次に、中国語（繁体字）圏や英語圏のユーザー向けに最適化されており、独自のプラットフォームを通じて、東アジアや英語圏のユーザーがスムーズにレンタカーを予約できる仕組みを構築しています。
特に、中国語（繁体字）・英語の多言語対応や事前決済システムにより、海外のユーザーが日本でのレンタカー利用に感じるハードルを大幅に低減しています。

さらに、日本全国のレンタカー会社と提携し、ユーザーに豊富な選択肢を提供することで、地方の観光需要にも対応しています。

この章では、gogooutの3つの主要な特徴について詳しく解説します。

直感的で使いやすい予約システム

gogooutの最大の強みの一つは、直感的で使いやすい予約システムです。

日本国内のレンタカー予約サイトとは異なり、中国語（繁体字）・英語に対応しているため、海外のユーザーでも簡単に予約を完了できます。
また、ユーザーはWEBサイトや専用アプリを利用して、数回のクリックで車両の検索から予約、支払いまで完了させることができます。

特に、事前決済が可能なため、日本に到着してからの支払い手続きの手間を省くことができ、海外のユーザーにとって大きな利点となっています。

海外のユーザーにやさしいサービス

gogooutは、中国語（繁体字）圏だけでなく、英語圏のユーザーにとっても使いやすい設計になっています。

例えば、英語と中国語（繁体字）に対応したオンラインカスタマーサポート（チャット）を提供しており、日本国内でのレンタカー利用時のトラブルにも対応可能です。

また、各レンタカー会社のページにはクチコミ情報が豊富に掲載されており、海外のユーザーがどのレンタカー会社を選べばよいか判断しやすい環境が整っています。

さらに、事前決済機能の充実により、日本到着前に予約と支払いを完了できるため、現地での手続きが不要になる点も、大きなメリットです。

日本全国のレンタカー会社と提携可能

gogooutは、日本国内の幅広いレンタカー会社と提携し、ユーザーの希望に沿った車両を提供しています。
大手レンタカー会社だけでなく、地方の中・小規模レンタカー会社とも連携することで、ユーザーはより多くの選択肢から車両を選べるようになっています。

また、訪日観光客の増加に伴い、海外からのレンタカー利用の需要も拡大しているため、gogooutのユーザー数も今後さらなる成長が見込まれることから、日本国内のレンタカー会社にとっても海外マーケットへの販路拡大が容易になることが期待できます。

まとめ：gogooutの概要と特徴

gogooutは、台湾発のレンタカー予約プラットフォームで、中国語（繁体字）圏や英語圏の旅行者に向けたサービスを提供しています。

台湾・日本・韓国・アメリカ・タイを中心に9,000社以上のレンタカー会社と提携し、約10万台の車両を提供するなど、国際的な規模で展開されています。

日本国内では、沖縄や北海道をはじめ、東京・大阪・九州などの主要エリアで約100社のレンタカー会社と提携し、海外ユーザーのレンタカー予約をスムーズに予約・利用できる設計になっています。

中国語（繁体字）・英語対応のWEBサイトとアプリを提供し、直感的なUIや事前決済機能により、ユーザーがスムーズに予約・利用できる設計になっています。

さらに、gogooutは地方のレンタカー会社とも積極的に連携し、都市部だけでなく地方観光地でも利用可能な環境を整えています。

英語と中国語（繁体字）対応のオンラインカスタマーサポート（チャット）が用意されており、日本国内でのユーザーからのお問い合わせにスムーズに対応してくれます。

訪日外国人のレンタカー需要が拡大する中で、gogooutは海外集客を強化したい日本国内のレンタカー会社にとって、海外市場への販路拡大をサポートする重要なパートナーとなるでしょう。